弊社では、デジタル画像からひび割れ幅や長さを高精度に検出・評価ができる「t.WAVEⓇ」(大成建設)を利用しています。
技術の特徴は、以下の通りです。
独自のひび割れ画像解析手法
従来の画像解析技術では、撮影画像の画素が持つ輝度情報からひび割れを判別しているため、コンクリートの汚れや色の濃淡によりひび割れの抽出制度にばらつきが生じます。本技術は、この影響を排除するために、ガボールウェーブレット変換を用いた画像解析手法を用いることで、より高精度にひび割れを検出することを可能にしました。
高い再現性
画像分解能0.8mm/pixelの撮影画像から、幅0.2mm以上のひび割れの検出が可能です。そのため、同一場所での解析結果の再現率が95%以上と高く、ひび割れの経時変化を素早く把握できます。
遠方からの撮影画像でもOK
高所や障害物がある場所など、遠方からの撮影画像でも、画像分解能が同等であれば、ひび割れ検出精度は同等です。